新しいフィールドが出現した。幻惑の森だ。魔物種が多く出現し、オメガにおけるDFも出現する。
アスクは、最近新しく実装された上位職ヒーロークラスの取得と鍛錬を行っていた。がしかし、魔物種の攻防も激しく、やはり近接職寄りのヒーローの立ち回りはアスクのポテンシャルを十分に引き出すことが出来ず、厳しい戦闘を強いられることとなった。
初心に戻り、アスクのかつての思い入れの深い「レイJブーツ」を引っ張り出す。昨今のアークスの多くは上位職使用許可を受け、戦闘参加していた。
その中で、下位職となってしまったバウンサークラスをあえて使用するのは現状で求められている戦力・戦況において、矛盾しているようにも見えたが…。
地面を力強く蹴り、滑空し、目の前に現る魔物種へ強力な蹴りを法撃を交え、ぶち込む感触に懐かしさをアスクは感じたのであった。
「ヒットアンドアウェイ」の戦法、テクニックの行使。アスクは最近、忘れていた気持ちを取り戻すかのように空中を舞いに舞ったのである。
「浄化するには、瘴気が濃すぎる…。」ーこの瘴気はいったいどこから…?ーアスクは、仲間と共に幻惑の森の更に奥に進んでいくのであった。